人類はなぜ短期間で進化できたのか／杉晴夫

地球に生物が誕生しておよそ４０億年。だが、現生人類の誕生からは、まだ２０万年しかたっていない。なぜこれほどまでに早く、人類は進化できたのか。近年、見直しの機運も出てきたラマルク説をもとに解き明かす。

■カテゴリ：中古本
■ジャンル：産業・学術・歴史 生物学
■出版社：平凡社
■出版社シリーズ：平凡社新書
■本のサイズ：新書
■発売日：2012/07/01
■カナ：ジンルイワナゼタンキカンデシンカデキタノカ スギハルオ

ラマルク説で読み解く 平凡社新書 杉晴夫 平凡社ジンルイ ワ ナゼ タンキカン デ シンカデキタノカ スギ,ハルオ 発行年月：2012年07月 ページ数：215p サイズ：新書 ISBN：9784582856484 杉晴夫（スギハルオ） 1933年生まれ。東京大学医学部助手、米国コロンビア大学医学部および国立保健研究所勤務を経て、帝京大学医学部教授、2004年より同大学名誉教授。この間、国際生理科学連合筋肉分科会委員長を務め、日本動物学会賞、日本比較生理生化学会賞などを受賞した。また現在も、筋収縮に関する研究に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　人類の進化ーラマルクの「用不用説」から読む（生物の進化をめぐる謎ー巨人ラマルクの進化論／人類の出現の謎ー巨大爬虫類の跡を埋めた哺乳類／大自然の摂理の外に出た人類ー得たもの、失ったもの／文明を築いた人類の追求ー真・善・美）／第2部　文明社会の進化ー天才の果たした役割（ギリシャ文明の奇跡／世界征服と優生学ー戦争による逆淘汰／人類文明の牽引者／人類の進化から見た天才ー物質的報酬と精神的報酬） 地球に生物が誕生しておよそ四〇億年。だが、現生人類の誕生からは、まだ二〇万年しかたっていない。一日に換算すると、わずか五秒の間に、人類は火を使い、文明を築き、高度に発達した現代社会を創りだしたことになる。なぜこれほどまでに早く、人類は進化できたのか。近年、見直しの機運も出てきたラマルク説をもとに解き明かす。 本 科学・技術 生物学 新書 科学・医学・技術