アジアをめぐる大国興亡史 1902～1972 [ 中西 輝政 ]

中西 輝政 PHP研究所アジアヲメグルタイコクスイボウシイチキュウゼロニカライチキュウナナニ ナカニシ テルマサ 発行年月：2020年09月07日 予約締切日：2020年03月14日 ページ数：427p サイズ：単行本 ISBN：9784569847030 中西輝政（ナカニシテルマサ） 1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。2012年に退官し、京都大学名誉教授。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。1990年、石橋湛山賞。1997年、『大英帝国衰亡史』（PHP研究所）で第51回毎日出版文化賞・第6回山本七平賞を受賞。2002年、正論大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　イギリス、アメリカ、フランス（英米「覇権交替劇」の世界史的インパクトー一九二〇年代英米関係のあつれきと東アジア／大英帝国のアジア撤退戦略と民主主義ー独立国家インドの誕生／アメリカのアジア進出と対日戦略の変遷ー門戸開放政策における国益と理念／なぜアメリカはベトナム戦争の泥沼に陥ったかー第二次世界大戦からベトナム撤退まで／フランスの対外戦略と「帝国の真珠」インドシナー獲得、植民地経営、敗退）／第2部　ロシア、ドイツ（ロシアの登場と東アジア地政学の変動ーグレート・ゲームと日露戦争／北サハリン石油利権をめぐる米ソ協調ー「ワシントン体制」論再検討のための手がかり／ソヴィエト・ロシアの「積極工作」と日米対立ー政策・世論誘導工作の実態とその影響／共産中国の誕生から米中接近までーイデオロギーの論理と地政学の論理／一九二〇年代ドイツ外交の変容と東アジアー「中独ソ三国連合」と「日独連携」）／第3部　日本（帝国日本とアジア主義ー「自存自衛」と「アジア連帯」のあいだ／一九三〇ー四〇年代の日本陸海軍の戦略の変遷ー南北併進から南進へ／敗戦国日本の再建と政治指導者ー幣原・吉田・芦田・重光の国際秩序観）／第4部　座談会（座談会　アジアをめぐる大国興亡史一九〇二〜一九七二） 列強各国は、いかなる思惑と戦略で行動し、歴史を動かしたのか。英米の覇権交代、共産主義のアジア進出、日本の敗北と復興、そして米中接近の時代へ。歴史潮流を理解し、今後を予測するために。 本 人文・思想・社会 政治

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編著：中西輝政
出版社：ＰＨＰ研究所
発行年月：2020年09月
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