ご注文前に必ずご確認ください<商品説明>朝鮮からのコメ難民の一族に生まれ、周縁に追いやられた民の声に耳を傾けてきた姜信子と、南三陸のコメ農家に生まれ、近代以降に東北が受けた抑圧の記憶と3・11で負った深い傷を見つめ続ける歴史社会学者・山内明美による、近代を問い、命を語る往復書簡。<収録内容>奪われた野にも春は来るのだろうか/わたしは一度も春を見たことがないのかもしれない春なき修羅の歌/大津波から八年目の朝に失われた世界の「うた」、来たるべき世界の「うた」/近代で測れない“余白”カミさまの不在/北極星としての生ひそやかに「水のアナキスト」宣言/抑圧が埋め込まれ続ける土地で杭の打ち合いからの逃走/DMZを考えるケモノになる/行き詰まりのなかで終わりとはじまり/九年目の“三陸世界”で命をつなぐ/生き方の骨格つながりをつなぐ、水俣への語りの旅/近代国家が内包する排他的愛耳たちの民主主義/近代の業と非人(かんじん)すんならじょろりば語りましょうかい/〈三陸世界〉から見つめ続けるあとがきにかえて この世は「いのちの母国」であれ/近代を包み込んでも余りある世界<アーティスト/キャスト>姜信子(演奏者)<商品詳細>商品番号:NEOBK-2694485Kyo Nobuko / Cho Yamauchi Akemi / Cho / Bokyaku No No Ni Haru Wo Omoメディア:本/雑誌重量:340g発売日:2021/12JAN:9784560098776忘却の野に春を想う[本/雑誌] / 姜信子/著 山内明美/著2021/12発売