三島の子どもたち:三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇

三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇 日比野　啓 白水社ミシマノコドモタチ ヒビノ　ケイ 発行年月：2020年12月24日 予約締切日：2020年10月29日 ページ数：280p サイズ：単行本 ISBN：9784560098103 日比野啓（ヒビノケイ） 1967年福岡県生まれ。演劇史・演劇理論。成蹊大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科（文学修士）、The　Graduate　School　of　The　City　of　New　York（M．Phil）。東京大学大学院総合文化研究科助手、成蹊大学専任講師、助教授、准教授を経て、現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　三島の子どもたちー三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇／第1章　岸田國士の「生々しさ」ーその二つの審級／第2章　福田恆存の「アメリカ」ー『解つてたまるか！』を本当の意味で解る為に／第3章　三島由紀夫の「アンチ・テアトル」ーあるいは孤忠を待ちながら／第4章　井上ひさしの「趣向」ー形式から漏れ出る私性／第5章　別役実の「歴史感覚」ーベケットから遠く離れて／第6章　つかこうへいと「日本的なメタシアター」ー離れ業としての劇中劇／第7章　野田秀樹と「神秘主義と悲劇」ーあるいは「片づける」方法について／第8章　北村想と「八〇年代小劇場演劇」ーその歴史的必然と三つの特質／第9章　平田オリザと「贋物の美学」ー真正性と贋物性のあわいで 三島由紀夫の「遺伝子」は、演劇においてどのように継承されたのか？文学としての戯曲を書いたフォルマリストたちの系譜。岸田國士や福田恆存をはじめ、アングラからメタシアター、アンドロイド演劇まで、50年間の劇作家たちによる「様々なる趣向」を検証。 本 エンタメ・ゲーム 演劇・舞踊 演劇