黄泥街 (白水Uブックス)

白水Uブックス 残雪 近藤　直子 白水社コウデイガイ ツァンシュエ コンドウ　ナオコ 発行年月：2018年10月12日 予約締切日：2018年08月28日 ページ数：300p サイズ：新書 ISBN：9784560072196 残雪（ツァンシュエ） 1953年、中国湖南省長沙市に生まれる。湖南日報社社長を務めた父親が1957年に「右派」認定、追放され、20年にわたり一家は様々な迫害を受ける。文化大革命の下、中学へは行けずに父が収監された監獄近くの小屋で一人暮らしを強いられた。工場勤務、結婚を経て、1980年代に創作を開始、雑誌に短篇を発表。『黄泥街』（86）は第一長篇。その作品は英語、日本語をはじめ各国語に翻訳され、世界的な評価を得た。創作と並行して、カフカ、ボルヘス、ダンテ、ゲーテ、カルヴィーノなどを論じ、批評活動も精力的に展開している 近藤直子（コンドウナオコ） 1950年、新潟県生まれ。中国文学者。東京外国語大学英米語学科卒、東京都立大学大学院修士課程修了。日本大学文理学部中国語中国文化学科教授。2015年死去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 黄泥街は狭く長い一本の通りだ。空から真っ黒な灰が降り、人々が捨てたごみが溢れる街で、物は腐り、動物はやたらに気が狂う。この汚物に塗れ、時間の止まったような混沌の街で、ある男が夢の中で発した「王子光」という言葉が、一連の奇怪な出来事の始まりだった。すべてが腐り、溶解し、崩れていく世界の滅びの物語を、奔放な想像力と奇想に満ちた圧倒的な語り／騙りによって描き、世界に衝撃をあたえた残雪の第一長篇。 本 小説・エッセイ 外国の小説 新書 小説・エッセイ

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著：残雪　訳：近藤直子
出版社：白水社
発行年月：2018年10月
シリーズ名等：白水uブックス　２１９　海外小説永遠の本棚
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