マイペース酪農―風土に生かされた適正規模の実現

著者三友盛行(著)出版社農山漁村文化協会発行日2000年03月ISBN9784540992315ページ数226Pキーワードまいぺーすらくのうふうどにいかされたてきせい マイペースラクノウフウドニイカサレタテキセイ みとも もりゆき ミトモ モリユキ9784540992315内容紹介著者が語っていることは、いままで農政が推進してきた方向とは、全く違った立場からの発想に基づくものです。それは、なんのために農業を行ない、なぜわれわれは農民なのか、という視点からの問いかけだからです。農政の立場は、国家総体の農業生産を考える立場から発想しています。したがって農政の基本には、生産物の量的確保を第一とする国民のための食糧政策があり、その達成のために農民の存在が位置づけられています。しかし、農民は国家に隷属するものではありません。家族を養い、暮らしを全うするために経営を考え、働き、営農をするのが本来の姿であって、決して生産増大のみを目的としているわけではないのです。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次経営編（頭数も乳量も多すぎないか/「負債が多いから」とあきらめていないか/「高泌乳化」で危機は乗り切れない ほか）/技術編（営農の土台はふん尿の完熟堆肥化/乳質の中身を考える/栄養価の高い草はよい草か ほか）/暮らし編（酪農家の新しい生活文化の創造/二十一世紀を「農業の時代」にするために）