戦争トラウマ記憶のオーラルヒストリー 第二次大戦連合軍元捕虜とその家族

第二次大戦連合軍元捕虜とその家族 中尾 知代 日本評論社センソウトラウマキオクノオーラルヒストリー ナカオ トモヨ 発行年月：2022年07月20日 予約締切日：2022年05月26日 ページ数：384p サイズ：単行本 ISBN：9784535587489 中尾知代（ナカオトモヨ） 岡山大学大学院社会文化科学研究科行動科学学科目准教授。1960年生まれ。奈良女子大学英文科から英国ウォリック大学史学科に留学後、東京大学修士課程修了。岡山大学教養部に奉職し、文学部に移籍後、ブリティッシュカウンセル奨学生としてエセックス大学に留学。外務省調査員を勤める。岡山大学に勤務しつつ研究を続け、2016年にPh．D．取得。JOHA（日本オーラル・ヒストリー学会）の設立人・理事・研究活動委員長、国際オーラルヒストリー学会アジア評議員を歴任。2006年オックスフォード大学フェロー、2015年度フルブライト・リサーチ・フェローとしてコーネル大学を拠点に捕虜・抑留者研究を行う。日本トラウマティック・ストレス学会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　元捕虜・民間人抑留者問題とは何か／第2章　元捕虜たち・男たちの経験／第3章　元捕虜の妻たち／第4章　“父の娘”の戦争／第5章　トラウマ記憶の諸相／第6章　元捕虜たちの語りと記憶の信ぴょう性／第7章　トラウマ記憶を語るということ・聴くということ 真の和解を問うために。英国・オランダ・アメリカを中心に、第二次世界大戦の日本軍の捕虜・民間人抑留者とその家族のトラウマ・PTSDをつぶさに調査・分析。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史