ドイツ緊急権の憲法史 「危機憲法」論 [ 長 利一 ]

「危機憲法」論 長 利一 日本評論社ドイツキンキュウケンノケンポウシ チョウ トシカズ 発行年月：2022年07月04日 予約締切日：2022年01月25日 ページ数：640p サイズ：単行本 ISBN：9784535526242 長利一（チョウトシカズ） 元東邦大学教授。1952年大阪府生まれ。2004〜17年東邦大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　近代ドイツ緊急権史ー19世紀ドイツ立憲主義における緊急権（緊急権（概念）の歴史的形成ー前史／「市民的法治国」と合囲状態（Belagerungszustand）ー1851年プロイセン合囲状態（戒厳）法　ほか）／第2部　（前編）「危機憲法」ーヴァイマール憲法史における緊急権（ヴァイマール緊急権の運用ー革命期から1924年まで／ヴァイマール「独裁権」（Diktaturgewalt）の憲法制度　ほか）／第2部　（後編）ヴァイマール後期「独裁権」の憲法（論）的構成（ヴァイマール後期における大統領独裁権の展開／晩期大統領独裁権と「危機の法理論」ープロイセン憲法裁判　ほか）／第3部　（前編）ボン基本法下での緊急権史ー1968年緊急事態憲法（ボン基本法と緊急権／ドイツ条約に基づく緊急権の留保　ほか）／第3部　（後編）現代「危機憲法」（1970年代のドイツ緊急権の展開と憲法理論／現代ドイツ緊急権の再編と憲法理論の再構成ー「安全」に対する国家保護としての緊急権　ほか）／結び 本 人文・思想・社会 法律 法律