日本美術の冒険者 チャールズ・ラング・フリーアの生涯

チャールズ・ラング・フリーアの生涯 中野 明 日経BP 日本経済新聞出版本部ニホンビジュツノボウケンシャ ナカノ アキラ 発行年月：2021年06月22日 予約締切日：2021年04月15日 ページ数：374p サイズ：単行本 ISBN：9784532177058 中野明（ナカノアキラ） ノンフィクション作家。1962年滋賀県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。情報通信、経済経営、歴史文化の三分野で執筆を続ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　謎の人物チャールズ・ラング・フリーア／1　美に目覚めた実業家／2　世界漫遊家が日本を行く／3　日本美術のとりこになる／4　ビングとフェノロサ／5　コレクションの寄贈／6　原富太郎との友情／7　益田孝との確執／8　中近東からエジプト、中国へ／9　フリーアの晩年／終章　死と再生 19世紀後半の米国での鉄道建設ブームで富を築いたフリーアが、日本では明治から大正にかけ、買い集めた絵画、彫像、器…アジア、中近東、欧米での蒐集品も含めると生涯のコレクションは1万5千点余にのぼる。これらが永久に損なわれないようにと、彼は美術館建設資金とともに国家に寄贈した。フェノロサ、益田孝や原三溪ら日本の数寄者たちとの交流も交え、米国初の国立美術館に現存する世界屈指の日本美術コレクションのなりたちに迫る。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記（外国） ホビー・スポーツ・美術 美術 その他