判例法理・株主総会決議取消訴訟 [ 近藤 光男 ]

近藤 光男 浅見隆行 中央経済社ハンレイホウリカブヌシソウカイケツギトリケシソショウ コンドウ ミツオ アサミ タカユキ 発行年月：2024年02月16日 予約締切日：2024年02月01日 ページ数：592p サイズ：単行本 ISBN：9784502480713 近藤光男（コンドウミツオ） 昭和29年東京都生まれ。現在、神戸大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　総論（はじめに／総会決議の瑕疵訴訟をめぐる法規定の変遷／個別論点の検討）／第2章　判例分析（判例分析ー議長／判例分析ー招集手続／判例分析ー説明義務　ほか）／第3章　訴えの利益・瑕疵連鎖（訴えの利益／瑕疵連鎖／小括） 株式会社等の経営機構の中核である株主総会。その決議が適法に行われていることは、あらゆる企業活動の前提であり、それが後から覆されることは、その企業に関係する者に幅広く影響を及ぼすこととなる。本書は、訴訟となった事案の蓄積がありながらも十分な整理がされていない分野について、過去の判例を網羅的に研究者・弁護士が検討した成果をまとめるシリーズの1冊である。ここでは、「株主総会の決議取消し」についての判例を取り上げる。検討した判例は約350にのぼるが、その中から、171の判例を「招集手続」「決議方法」などの論点ごとに整理し分析する。また、判例数が多く複雑な「訴えの利益」「瑕疵連鎖」をめぐる判例については、第3章として特に章を設けて、判例法理の展開を概観する。 本 人文・思想・社会 法律 法律