研究開発型企業の発展において、持続的競争優位の源泉とは何か。日本と韓国の研究開発型企業発展のプロセスについて、制度的アプローチとRBV(Resource Based View)アプローチの2つのアプローチに分類、各先行研究の意義と限界を検討したうえで、統合的分析枠組みを提示することにより、「日韓研究開発企業のマネジメント変遷の比較考察」を行う。従来の経営学の諸理論に立脚しつつも、学際的な政治学、経済学などの他分野の理論と多くの接点を持たせて研究開発型企業発展分析に適した統合的分析枠組みの開発を行っている。