基地国家の誕生 [ 南基正 ]

南基正 東京堂出版キチコッカノタンジョウ ナム・ギジョン 発行年月：2023年10月12日 予約締切日：2023年08月04日 ページ数：528p サイズ：単行本 ISBN：9784490210903 市村繁和（イチムラシゲカズ） 翻訳家、独立研究者。主な関心領域は、近現代東アジア交流史ならびに日韓の社会文化交流。韓国外国語大学国際地域大学院韓国学科にて博士学位（韓国学「韓国社会・文化専攻」）を取得した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　「日本＝基地国家」論の提起／第1章　朝鮮戦争直前、東アジア冷戦の中の日本ー冷戦の前線／第2章　朝鮮戦争の勃発と日本ー「基地国家」の誕生／第3章　特別需要の発生ー「生産基地」日本／第4章　日本の戦争協力ー「基地国家」の戦争と外交／第5章　再武装論の登場ー「普通の国」論の源流／第6章　武装闘争の失敗ー「基地国家」における革命と戦争／第7章　「戦後平和主義」ー「基地国家」における平和論／第8章　朝鮮戦争の勃発と日本国民ー「基地国家」の選択／終章　「基地国家」の誕生とその含意／補論　朝鮮半島休戦体制解体の中の「基地国家」日本 1953年1月31日当時、日本国内733ヵ所に米軍基地が展開していた。朝鮮戦争の「前線基地」であり「生産基地」や「後方基地」としても戦争に参画した日本。日本政府、旧軍人、右翼、左翼、学者、ジャーナリスト、マスコミ、そして大衆は、米軍基地とどう向き合ったのか？ 本 人文・思想・社会 歴史 日本史