ぼくの昆虫学の先生たちへ (筑摩選書)

筑摩選書　215 今福 龍太 筑摩書房ボクノコンチュウガクノセンセイタチヘ イマフク リュウタ 発行年月：2021年07月16日 予約締切日：2021年05月27日 ページ数：304p サイズ：全集・双書 ISBN：9784480017345 今福龍太（イマフクリュウタ） 文化人類学者・批評家。1955年東京に生まれ湘南の海辺で育つ。幼少年時代は虫採りに、青年時代は山登りに熱中。1980年初頭よりメキシコ、カリブ海、アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在し調査研究に従事。その後、国内外の大学で教鞭をとりつつ、2002年より奄美・沖縄・台湾を結ぶ群島に遊動的な学び舎を求めて“奄美自由大学”を創設し主宰する。著書に『ヘンリー・ソロー　野生の学舎』（読売文学賞）『宮沢賢治　デクノボーの叡知』（宮沢賢治賞・角川財団学芸賞）など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） ジガバチの教えーアンリ・ファーブル先生へ／カスリタテハの幻影ーチャールズ・ダーウィン先生へ／クジャクヤママユの哀しみーヘルマン・ヘッセ先生へ／ギンヤンマの音楽ー志賀夘助先生へ／オオカマキリの祈りー得田之久先生へ／聖タマオシコガネの無心ー北杜夫先生へ／クモマベニヒカゲの挽歌ー田淵行男先生へ／ギフチョウの沈黙ー名和靖先生へ／ユスリカの呪文ー手塚治虫先生へ／スズメガの貪欲ーヨリス・ホフナーヘル先生へ／ウスバシロチョウの自伝ーウラジーミル・ナボコフ先生へ／コノハチョウの共同体ー五十嵐先生へ／ハンミョウの流浪ー安部公房先生へ／イツパパロトルの聖樹ードン・リーノ先生へ 「初夏の青空を背景にしたオオムラサキの荘厳な飛翔があれば、それだけで世界は完全だった。イチジクの木の葉にキボシカミキリの銀河のような黄色の斑点模様を発見すれば、もうその日の幸福は約束された」。昆虫を追い求める至福の時間ー。南米などで精力的に活動をつづける文化人類学者が書いた、自らの原体験ともいうべき昆虫との出会いから、未知なる生命の世界へといざなってくれた14人の師への架空の手紙。 本 科学・技術 動物学

著:今福龍太
出版社:筑摩書房
発売日:2021年07月
シリーズ名等:筑摩選書 ０２１５
キーワード:ぼくの昆虫学の先生たちへ今福龍太 ぼくのこんちゆうがくのせんせいたちえちくま ボクノコンチユウガクノセンセイタチエチクマ いまふく りゆうた イマフク リユウタ