SL機関士の太平洋戦争 (筑摩選書)

筑摩選書 椎橋俊之 筑摩書房エスエル キカンシ ノ タイヘイヨウ センソウ シイハシ,トシユキ 発行年月：2013年09月12日 ページ数：254p サイズ：全集・双書 ISBN：9784480015822 椎橋俊之（シイハシトシユキ） 1951年東京・本郷生まれ。自動車雑誌の編集長を経て独立し、ライター、編集者として鉄道や自動車の評論活動に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　「戦争に勝てなかった責任を仕事で償う」／第1章　機関士を目指した愛国少年たちー14歳で機関区の門を叩く／第2章　機関士は死線をかいくぐったー危険に満ちた「銃後の守り」／第3章　われら鉄道兵ー戦地で鉄道を敷く鉄道連隊の戦い／第4章　戦時輸送に散った命ー山田線・豪雪の峠で起きた脱線転覆事故／第5章　命をつないだ引揚げ輸送ーソ連軍の追撃下、樺太からの脱出／第6章　混乱と無秩序のなかでー終戦直後を生きた機関士たち／第7章　一刻も早く故郷へ、家族のもとへー舞鶴からの引揚者輸送 戦前、SL機関士は少年たちの憧れの職業だった。しかし、機関士を目指し、機関区の門を叩いた少年に、太平洋戦争の過酷な試練が襲いかかった。練達の機関士が徴兵されて輸送現場を去ったあと、残されたのは二〇歳に手の届かぬ機関士、機関助士だった。過酷な戦時輸送の重い責務を、使命に燃える彼らはいかに果たしたか。当時の機関車乗りたちの実体験を、全国各地の乗務員OBを訪ねて丹念に取材し、貴重な証言の数々をつづった鉄道史実録。 本 人文・思想・社会 軍事

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著：椎橋俊之
出版社：筑摩書房
発行年月：2013年09月
シリーズ名等：筑摩選書　００７５
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