ひとかけらの木片が教えてくれること 木材×科学×歴史

木材×科学×歴史 田鶴寿弥子 淡交社ヒトカケラノモクヘンガオシエテクレルコト タヅルスヤコ 発行年月：2022年08月01日 予約締切日：2022年06月23日 ページ数：232p サイズ：単行本 ISBN：9784473044990 田鶴寿弥子（タズルスヤコ） 旧姓水野。福井県生まれ。京都大学農学部卒。京都大学大学院農学研究科修了、京大博士（農学）取得。現在、京都大学生存圏研究所講師。2021年第13回京都大学たちばな賞（優秀女性研究者賞）における優秀女性研究者奨励賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 適所適材、温故知新ー木と対話し続ける日本人／あなたの名前は？ー樹種を見分ける／何の木から作られた？ー日本の仏像／何の木から作られた？ー日本の神像／死者を弔う木ー海を渡った仏像たち／私のふるさとは？ー古い仮面が教えてくれたこと／眠りから覚めた文化財ーニヤ遺跡出土の木片たち／歯は命ー木床義歯／人と地域と木材選択ー歴史的建造物から見る用材観／稽古照今ー茶室は木の文化の象徴／違いを探して／材鑑調査室 仏像・神像、狛犬、歴史的建造物から入れ歯まで。様々な文化財に用いられた樹種を、科学的な方法で同定することで見えてくる「人と木の文化」。人がいかに木と向かい合ってきたのか。その答えを小さな小さな、ひとかけらの木片が教えてくれます。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史