実践 大工道具 仕立ての技法: 曼陀羅屋流研ぎと仕込みのテクニック

木工製品を作って販売もしている者ですが、機械でほとんど成立するものばかりを作ってきました。最近あらためて、中途半端なままで向き合い切れていない道具たちにも、本気で向き合ってみようと思いたちました。そして、この本に辿り着きました。 著者は、大工道具の世界では著名な方で、長年の経験から独自の視点を持っておられます。単に仕込みや研ぎのノウハウを教えるハウツー本ではなく、さらに踏み込んだ情報も得られます。 この手の他の本も参考に熟読していますが、この本は仕込みや研ぎを志す者にとって、非常に役立つと思います。 何回も読み、実践し、また読んで…必ずや道具を自在に使いこなせるようになります。今後も、愛読書となるでしょう。

著者の専門外なのかもしれませんが、素人にとって大工道具の中で最も大事な、鋸についての記載がほとんどありません。「鋸を自分で手入れするのは難しいから、業者に頼んだほうが良い」と。プロの大工さんや職人さんならそうするでしょうが・・ 鋸の目立てについて解説した本をだれか書いてほしいです。 鉋については、半分以上の紙面を割いて事細かにわかりやすく説明されています。

大工道具の使い方、研ぎかたなどとても仕立ての参考になります。よかったです。

カンナ、鑿の研ぎを勉強したくて購入しました。この本だけで理解が難しいですが、他で動画見ながらだと内容が理解できて分かりやすいです。

いつかはと思いつつ40年、やっとやってみる気になりました。