「神国」の残影: 海外神社跡地写真記録 （非文字資料研究叢書）

海外神社跡地写真記録 稲宮康人 中島三千男 国書刊行会シンコクノザンエイ イナミヤヤスト ナカジマミチオ 発行年月：2019年11月25日 予約締切日：2019年11月24日 ページ数：186p サイズ：単行本 ISBN：9784336063427 稲宮康人（イナミヤヤスト） 1975年生まれ。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業、日本写真芸術専門学校卒業。神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター研究協力者。大判フィルムカメラを担ぎアジア各国を撮影する。高速道路をテーマにした写真展「『くに』のかたちーHIGHWAY　LANDSCAPES　OF　JAPAN」（新宿・大阪ニコンサロン、2007）で第9回三木淳賞受賞 中島三千男（ナカジマミチオ） 1944年福岡県生まれ。京都大学文学部史学科国史学専攻卒、同大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位取得退学。奈良大学を経て神奈川大学へ。神奈川大学元学長、現在名誉教授。専門は日本近現代思想史。神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員、同非文字資料研究センター客員研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 台中神社ー台湾・台中市北区／台湾神宮ー台湾・台北市中山区／台湾護国神社ー台湾・台北市中山区／台南神社ー台湾・台南市中西区／嘉義神社ー台湾・嘉義市東区／新城社ー台湾・花蓮県新城郷／員林神社ー台湾・彰化県員林市／佳冬神社ー台湾・屏東県佳冬郷／新竹神社ー台湾・新竹市北区／鹿野村社ー台湾・台東県鹿野郷〔ほか〕 台湾、旧満洲国、中国、韓国、北朝鮮、ロシア、シンガポール、フィリピン、サイパン島、テニアン島…。14の国と地域、200社にのぼる海外神社跡地をめぐり撮影した足かけ10年の成果。明治以降、邦人安穏祈願のため、また版図拡大の皇民化政策として創建された「海外神社」その数1750社以上、いまだその全貌は明らかではない。戦後役割を終えた神社の景観変容から、戦前の植民地支配の実態、戦後のそれぞれの現代史、ひいてはカルチュラル・スタディーズやポストコロニアリズムにつながる重要なテーマを、鮮やかな写真と最先端の論考で提供する。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 その他 人文・思想・社会 歴史 日本史