歴史認識問題とメディアの政治学: 戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析

戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析 三谷　文栄 勁草書房レキシニンシキモンダイトメディアノセイジガク ミタニ　フミエ 発行年月：2021年06月15日 予約締切日：2021年05月12日 ページ数：276p サイズ：単行本 ISBN：9784326303038 三谷文栄（ミタニフミエ） 日本大学法学部新聞学科准教授。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。博士（法学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　外交政策の政治コミュニケーションに関する理論的考察（政治コミュニケーション論の展開／政治コミュニケーション論における外交政策・メディア・世論の研究／外交政策の政治エリート・メディア・世論の「相互作用モデル」ーメディア・フレームの再構成を通じて）／第2部　戦後日韓関係における歴史認識問題とマス・メディア報道（日韓国交正常化交渉をめぐるメディア言説の変遷ーメディア・フレーム分析の観点から／日韓歴史教科書問題の外交問題化とメディア・フレームの競合／冷戦後の日本社会における歴史認識とメディア・フレームの変容ー一九九〇年代の慰安婦問題を事例に／第一次安倍政権における慰安婦問題とメディア・フレームの競合／第二次安倍政権における慰安婦問題をめぐるメディア言説の編成／日韓歴史認識問題をめぐるジャーナリズムの今後の展望） 日韓国交正常化交渉、歴史教科書、慰安婦問題ー私たちはなぜ今、歴史認識を「問題」としているのか？戦後断続的に外交問題化してきた日韓間の歴史認識問題を、メディア・世論・政治エリートが相互作用する「意味づけをめぐる政治」から分析する。 本 人文・思想・社会 政治