怪異・妖怪学コレクション【全6巻】小松和彦廣田龍平河出書房新社妖怪;歴史学;民俗学;文化人類学;社会学;古典文学;民話;座敷童;化け物;天狗;河童;鬼;不思議;怪奇;もののけ;あやかし;魔物;妖鬼;妖精;柳田邦男;怪音;ドッケビ;自然界;怪物;京極夏彦;後藤晴子;香川雅信;山田厳子;常光徹;藤坂彰子カイイヨウカイトハナニカコマツ　カズヒコヒロタ　リュウヘイ発行年月：2025年04月30日予約締切日：2025年04月29日ページ数：352p サイズ：全集・双書 ISBN：9784309714813 小松和彦（コマツカズヒコ）国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。長年、日本の怪異・妖怪研究を牽引してきた廣田龍平（ヒロタリュウヘイ）大東文化大学助教。専門は文化人類学、民俗学。博士（文学）安井眞奈美（ヤスイマナミ）国際日本文化研究センター研究部教授。専門は文化人類学、民俗学。博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）総論　怪異・妖怪とは何か（廣田龍平／安井眞奈美）／1　妖怪概念の深化と転回（怪異・妖怪とはなにか（小松和彦）／モノ化するコトー怪異と妖怪を巡る妄想（京極夏彦）／妖怪の、一つではない複数の存在論ー妖怪研究における存在論的前提についての批判的検討（廣田龍平）／畏怖の保存ー情感の共有を考えるための一試論（後藤晴子）／柳田國男の妖怪研究ー「共同幻覚」を中心に（香川雅信））／2　多様化する妖怪へのアプローチ（目の想像力／耳の想像力ー語彙研究の可能性（山田厳子）／怪音と妖怪ー聴覚と怪異現象（常光徹）／妖怪・怪異に狙われやすい日本人の身体部位（安井眞奈美）／「妖怪」という問いかけー調査地における応答の諸相をめぐる研究ノート（藤坂彰子））／3　グローバルな比較妖怪学へ（妖怪を翻訳する（マイケル・ディラン・フォスター）／韓国の「ドッケビ」の視覚イメージの形成過程ー植民地時代を中心に、日本の「オニ」との比較を手がかりとして（朴美暻）／自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異（山中由里子）／怪物（ヤスミン・ムシャーバシュ）（廣田龍平訳））妖怪の定義、多様化する方法論、グローバルな比較研究…怪異・妖怪研究、新時代へ。飛躍的な進展を遂げ、人文学の新領野としての地位を確立ーこれからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー。本人文・思想・社会民俗風俗・習慣人文・思想・社会民俗昔話・民話