「鬼滅の刃」が教えてくれた 傷ついたまま生きるためのヒント

名越 康文 宝島社キメツノヤイバガオシエテクレタキズツイタママイキルタメノヒント ナゴシ ヤスフミ 発行年月：2021年09月24日 予約締切日：2021年08月03日 ページ数：256p サイズ：単行本 ISBN：9784299014313 名越康文（ナコシヤスフミ） 1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院（現：大阪精神医療センター）にて、精神科救急病棟を設立、責任者を経て1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでのコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　「鬼滅の刃」はどうして日本人の心を揺さぶるのか（「生殺与奪の権を他人に握らせるな！！」／鬼とは「生殺与奪の権を奪われた存在」である　ほか）／第2章　鬼と鬼殺隊（「鬼」は人間の「未熟性」の象徴である／鬼たちが抱える「さびしさ」とは何か　ほか）／第3章　「究極の悪役」としての鬼舞辻無惨（悪は幼児性を隠さなければいけない／トラウマを自己正当化しようとしたアナキン　ほか）／第4章　「鬼滅の刃」が指し示す理想の世界（「記憶の継承」の重大な役割／物語を動かす「犠牲」としての杏寿郎　ほか）／第5章　「鬼滅の刃」を彩る魅力的なキャラクターたち（「焦点の合わない目」に映し出される世界／胡蝶しのぶとサイコパス　ほか） 「生殺与奪の権を他人に握らせるな！！」という冨岡の言葉は、実は炭治郎だけに向けられたものではありません。読者、ひいてはすべての人間へと向けられた「メッセージ」だと考えられます。社会現象になったメガヒット作品に隠された「暗号」を精神科医が徹底分析！ 本 ビジネス・経済・就職 自己啓発 ビジネス哲学