音の最終調整 真空管グラフィック・イコライザーの調べ:

複数のスピーカーシステムを切り替えて楽しんでいますが、音色は気に入っているが低音の量感が足りないとか、中高音のキャンキャン感がうるさいとかの補正のために購入しました。オリジナルの音色を変えたり、SNをさほど悪化させたりせず、一応使えます。低音のレベルを上げると若干のハム音が増加しますが。ただ、たった５素子の調整範囲ですが、気に入った音に聴こえるまでには結構な試行錯誤が必要で、私のようなものぐさの人には不向きだったようです。 一番の問題は電源ON/OFF時や EQ ON/OFF時に大きなポップノイズが発生することです。最近のアンプ(特にAVアンプ)ではモニター端子は無く、プリ／メインのセパレート機能もないので、本機の出力をそのまま出力１００ワットのメインアンプ（入力ATT無し)に接続しましたが、本機の電源ON時にバシッという大きなノイズが出て、スピーカーを飛ばしたかと心配しました。決して安価なものではないのできちんと対策して欲しかったです。 結局、接続の面倒や音質や使い方での有効性の面から本機の出番はあまり無く、メインのアンプでのトーンコントロール程度で納得するしかないようです。

真空管シリーズは、チューナー以外購入しました。 どんな音になるのか楽しみです。