老い力 (文春文庫 さ 18-17)

文春文庫 佐藤愛子 文藝春秋オイジカラ サトウ アイコ 発行年月：2010年11月10日 予約締切日：2010年11月09日 ページ数：256p サイズ：文庫 ISBN：9784167450175 佐藤愛子（サトウアイコ） 大正12年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。ユーモアにいろどられた世相風刺と、人生の哀歓を描く小説やエッセイは多くの読者のこころをつかむ。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受けた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 前書き　備えあれば憂いなし／50代ー「本当の年寄り」になる前に覚悟を決める（“快怒”がほしい／夫婦げんかの妙諦　ほか）／60代ー孤独に耐えて立つ老人になりたい（いかに上手に枯れるか／私は「私の自然」に従って生きる　ほか）／70代ーそれでも仕事をするのは一番楽しい（楽しさを味わうためにも苦労は必要だ／希望を失ってはいけない　ほか）／80代ー自然に逆らわず時の流れに沿って（八十一歳の春／曇天の桜　ほか） いつまでも若く元気に、美しく！？そんなことを言ったって、老衰、病苦、そして死は必ずやってくるのである。ならば現実を静かに受け入れ、ジタバタせずに人生を全うした方がよくはないかー著者50代から80代の現在まで折に触れ記した「老い」についての“超”現実主義な言葉たち。なぜか心が軽くなる傑作ユーモアエッセイ集。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫（ノンフィクション）

著:佐藤愛子
出版社:文藝春秋
発売日:2010年11月
シリーズ名等:文春文庫 さ１８−１７
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