東大野球部には「野球脳」がない。 最下位チームの新・戦略論！

文藝春秋編 文藝春秋トウダイヤキュウブニハヤキュウノウガナイ サイカイチームノシンセンリャクロン ブンゲイシュンジュウヘン 発行年月：2023年04月10日 予約締切日：2023年02月27日 ページ数：256p サイズ：単行本 ISBN：9784163916828 プロローグ　大越健介は、応援している。／第1章　最終決戦の直前まで、希望はあった。ー明治に引き分け、慶応に勝利…。死に物狂いで考えて「勝ち点」を目指していた。／第2章　井澤駿介、エースには信念がある。ーチームで一番になっても勝てない。文武両道は論外だ。目指すところはプロの道。／第3章　宮〓湧、バッティングにすべてを捧げた。ーあらゆる分析と血のにじむ努力を積み重ねても、大事なところで体が硬くなってしまう。／第4章　松岡泰希、キャプテンは勝ちたかった。ー他大の野球エリートたちは、人生の賭け方が違う。東大生はめちゃくちゃ甘えている。／第5章　二〇二二年の秋には、光と闇があった。ー最高のスタート…。死に物狂いの学生コーチは、「勝ち点4」はいけると思った。／第6章　三十三人の四年生部員は、違う夢を見ていた。ーチームのことを必死に考えていた副将が、最後にはキャプテンと断絶してしまった。／第7章　梅林浩大、新キャプテンが思っていること。ー野球に対して真剣に取り組んでいた先輩たち。組織の強さには、あと何が必要なのか。／エピローグ　そして人生は続く。 野球脳＝一瞬の判断力。甲子園に出場するような強豪校のエリート選手たちは、高いレベルの実戦や練習を経験しているので、無意識のうちに「野球脳」が培われている。彼らはゲームの流れをつかんだ「一瞬の判断力」によって、チームの勝利に貢献しているのだ。東大野球部の選手たちは、この「野球脳」が決定的に欠けている。 本 ホビー・スポーツ・美術 スポーツ 野球