思考する言語(下) 「ことばの意味」から人間性に迫る

「ことばの意味」から人間性に迫る NHKブックス スティーヴン・ピンカー 幾島幸子 日本放送出版協会シコウスル ゲンゴ ピンカー,スティーヴン イクシマ,サチコ 発行年月：2009年04月 ページ数：258p サイズ：全集・双書 ISBN：9784140911327 ピンカー，スティーブン（Pinker,Steven） 現在、ハーバード大学心理学研究室教授。視覚認知と幼児の言語獲得についての研究により、米国心理学会から「Distinguished　Early　Career　Award」、および、「McCandless　Young　Developmental　Psychologist　Award」受賞。2004年にタイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」のひとりに選ばれた。著書に、『心の仕組み』（NHKブックス、「ロサンゼルス・タイムズ」ブック賞ほか受賞）などがある 幾島幸子（イクシマサチコ） 早稲田大学政経学部卒業。翻訳家 桜内篤子（サクラウチアツコ） ブリティッシュ・コロンビア大学（カナダ）卒業。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第7章　タブー語はなぜ存在するのかー人間感情の考察から（テレビでは口にできない七つの言葉／タブー語と脳ー生物学的ルーツ／悪態はなぜ人を不快にするのかータブー語の意味論　ほか）／第8章　「ほのめかし」による駆け引きーことばと人間関係（人はなぜ間接表現を使うのかー「会話の推意」の考察から／「こちらには塩がないのですが…」ー依頼表現の戦略／いかに賄賂をほのめかすかー曖昧表現の効用と弊害　ほか）／第9章　「洞窟」から抜け出せー言語の無限の可能性（言語から見た人間の本性／事物の概略的な認識／心のズームレンズによる空間把握　ほか） なぜことばにタブーが存在するのか？fuck、shit、niggerといったタブー語を取り上げ、意味や用法の分析、情動に関わる脳の仕組みの考察から、なぜ人は特定の語に不快感を抱くのか、その複雑な心理を解明。また、依頼表現や口説き文句の分析をもとに、ことばによる駆け引きで人間関係が調整される様を示し、他者の心理を巧みに推察する憶測のメカニズムに迫る。ことばから人間の認知のクセを読み解くとともに、認知の限界をも超える、言語の無限の可能性を明らかにする。 本 人文・思想・社会 言語学

「紙書籍の購入代金が10％相当戻ってくる！」キャンペーン実施中
※付与上限・条件はお店TOPのバナーよりご確認ください

著：スティーブン・ピンカー　訳：幾島幸子　訳：桜内篤子
出版社：日本放送出版協会
発行年月：2009年04月
シリーズ名等：NHKブックス　１１３２
タイトルID：BF16039E
キーワード：しこうするげんご３ことばのいみ シコウスルゲンゴ３コトバノイミ ぴんか− すてい−ぶん ＰＩＮ ピンカ− ステイ−ブン ＰＩＮ