思考する言語(中) 「ことばの意味」から人間性に迫る

「ことばの意味」から人間性に迫る NHKブックス スティーヴン・ピンカー 幾島幸子 NHK出版シコウスル ゲンゴ ピンカー,スティーヴン イクシマ,サチコ 発行年月：2009年03月 ページ数：328p サイズ：全集・双書 ISBN：9784140911310 ピンカー，スティーブン（Pinker,Steven） 現在、ハーバード大学心理学研究室教授。視覚認知と幼児の言語獲得についての研究により、米国心理学会から「Distinguished　Early　Career　Award」、および、「McCandless　Young　Developmental　Psychologist　Award」受賞。2004年にタイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」のひとりに選ばれた。著書に、『心の仕組み』（NHKブックス、「ロサンゼルス・タイムズ」ブック賞ほか受賞）などがある 幾島幸子（イクシマサチコ） 早稲田大学政経学部卒業。翻訳家 桜内篤子（サクラウチアツコ） ブリティッシュ・コロンビア大学（カナダ）卒業。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第4章　世界認識の四つの方法ー物質・空間・時間・因果（カントの四つのカテゴリー／物質はどう認識されるかー名詞の考察から／空間はどう認識されるかー前置詞の考察から　ほか）／第5章　メタファーがいっぱい！ーヒトの思考の仕組みを解く（メタファーのメタファーー思考とはメタファーを理解すること／「興ざめ説」と「救世主説」／すべては概念メタファーから？ーレイコフの相対主義　ほか）／第6章　名前をめぐる謎ー命名にかかわる人間本性（ことばの意味はどこにあるのか？／新語はどのようにつくられるのか？／人はなぜ名前をつけるのか？　ほか） 人が世界を認識し、思考する際に欠かせないのが、「物質」「空間」「時間」「因果」という生得的概念である。名詞、前置詞、動詞、時制などの検討から、言語に組み込まれた概念を詳しく分析し、人の心は幾何学的な世界把握とは異なり、目的や意図に沿って、対象物や出来事を柔軟に捉えることを明らかにする。また、現実世界を異なるフレームで解釈するためのメタファーは、政治や科学などの複雑な問題を理解し、推論する上で有効であると示す。さらに、ことばと人間心理・社会の間のダイナミックな関係を、人の名前や流行語を切り口に具体的に考察する。 本 人文・思想・社会 言語学

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著：スティーブン・ピンカー　訳：幾島幸子　訳：桜内篤子
出版社：日本放送出版協会
発行年月：2009年03月
シリーズ名等：NHKブックス　１１３１
タイトルID：BF16039E
キーワード：しこうするげんご２ことばのいみ シコウスルゲンゴ２コトバノイミ ぴんか− すてい−ぶん ＰＩＮ ピンカ− ステイ−ブン ＰＩＮ