動物に「心」は必要か: 擬人主義に立ち向かう

擬人主義に立ち向かう 渡辺　茂 東京大学出版会ドウブツニココロハヒツヨウカ ワタナベ　シゲル 発行年月：2019年12月27日 予約締切日：2019年11月01日 ページ数：256p サイズ：単行本 ISBN：9784130133142 渡辺茂（ワタナベシゲル） 1948年東京生まれ。1976年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了、文学博士（心理学）。1995年イグ・ノーベル賞受賞。2017年日本心理学会国際賞・特別賞受賞。現在、慶應義塾大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 擬人主義のなにが問題か／観相学における擬人主義と擬動物主義／ダーウィンをルネ・デカルトは知らざりき／哀れなり、ラ・マルク／ダーウィン、ダーウィン、ダーウィン／ウォレス君、何故だ／元祖「心の理論」ーロマネス、モルガンの動物心理学／ドイツ実験心理学の栄光と賢馬ハンスの没落／新大陸の動物心理学／行動主義宣言！／花盛りの動物心理学ー新行動主義の栄光／行動分析とスキナーの孤独／比較認知科学ー忍び寄る擬人主義／擬人主義を排す／擬人主義・ロマン主義・浪曼主義／動物の哲学／動物、機械との共生 動物の行動実験や脳研究から、比較によってヒトの心に迫ろうとしてきた著者が、心の多様性への理解を促す警鐘の書。擬人主義の起源を探り、なぜ問題なのか、いかに危険性をはらんでいるのかを、擬人主義に飲み込まれつつある心理学の歴史を振り返りながら明らかにしていく。 本 科学・技術 生物学 科学・技術 動物学

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著：渡辺茂
出版社：東京大学出版会
発行年月：2019年12月
キーワード：どうぶつにこころわひつようかぎじん ドウブツニココロワヒツヨウカギジン わたなべ しげる ワタナベ シゲル

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動物の行動実験や脳研究から、比較によってヒトの心に迫ろうとしてきた著者が、心の多様性への理解を促す警鐘の書。擬人主義の起源を探り、なぜ問題なのか、いかに危険性をはらんでいるのかを、擬人主義に飲み込まれつつある心理学の歴史を振り返りながら明らかにしていく。