天皇退位 何が論じられたのか-おことばから大嘗祭まで

おことばから大嘗祭まで 中公選書 御厨 貴 中央公論新社テンノウタイイ ナニガロンジラレタノカ ミクリヤタカシ 発行年月：2020年03月09日 予約締切日：2020年02月11日 ページ数：354p サイズ：全集・双書 ISBN：9784121101044 御厨貴（ミクリヤタカシ） 1951年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ハーバード大学客員研究員、東京都立大学教授、政策研究大学院大学教授、東京大学教授、放送大学教授、青山学院大学特任教授などを歴任。「東日本大震災復興構想会議」議長代理、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」座長代理などを務める。現在、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、サントリーホールディングス（株）取締役などを務める。著書に『政策の総合と権力』（サントリー学芸賞）など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 論点1　平成の天皇をどう位置づけるかー縦軸に見る、横軸に見る（これからの象徴天皇制を考える／昔から変わらない存在ー古来、天皇は一貫して「象徴」であった　ほか）／論点2　象徴天皇制とは何かー憲法第一条から考える（天皇と象徴を考える　お気持ち表明を受けて／「日本国の象徴」とは何か　ほか）／論点3　天皇と政治ー憲法第四条から考える（「生前退位」ー危機の二〇年　北田暁大が聞く／官邸、メディア、宮内庁　ほか）／論点4　皇室ー天皇制の周縁（「生前退位」皇室のありかたを問い直す／上皇　ほか）／論点5　「令和」以後（『ザ・議論！』第1部「天皇制」（抜粋）／事実性　ほか） 二〇一六年七月のNHKのスクープと翌月の天皇ビデオメッセージから三年余。平成の天皇は退位し、上皇となった。この間に何が論じられ、その議論は深められたのか。皇位継承だけが問題なのではない。退位自体、憲法や皇室典範に定められていないものであった。そのほか、象徴とは何か、どこまでが公務かなど、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」座長代理を務めた編者がその論点を整理し、積み残された課題を提示する。 本 人文・思想・社会 政治

発売日:2020年03月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:中央公論新社 / 発売国:日本 / ISBN:9784121101044 / アーティストキーワード:御厨貴

内容詳細:二〇一六年七月のＮＨＫのスクープと翌月の天皇ビデオメッセージから三年余。平成の天皇は退位し、上皇となった。この間に何が論じられ、その議論は深められたのか。皇位継承だけが問題なのではない。退位自体、憲法や皇室典範に定められていないものであった。そのほか、象徴とは何か、どこまでが公務かなど、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」座長代理を務めた編者がその論点を整理し、積み残された課題を提示する。目次:論点１　平成の天皇をどう位置づけるか―縦軸に見る、横軸に見る（これからの象徴天皇制・・・