「池の水」抜くのは誰のため?~暴走する生き物愛 (新潮新書)

暴走する生き物愛 新潮新書 小坪 遊 新潮社イケノミズヌクノハダレノタメ コツボ ユウ 発行年月：2020年10月17日 予約締切日：2020年09月17日 ページ数：224p サイズ：新書 ISBN：9784106108792 小坪遊（コツボユウ） 1980（昭和55）年福岡県生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了後に朝日新聞社入社。松山総局、京都総局などを経て2013〜15年に福島総局で東日本大震災・原発事故の取材を担当した。20年から東京本社科学医療部記者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　「元気でね」放った先は深い闇／第2章　生き物ととるべきディスタンス／第3章　「池の水」は何回も抜こう／第4章　ダークサイドに堕ちた人たち／第5章　悪事を取り締まる難しさ／第6章　あれもダメ、これもダメを越えて 「池の外来種をやっつけろ」「カブトムシの森を再生する」「鳥のヒナを保護したい」ーその善意は、悲劇の始まりかもしれない。人間の自分勝手な愛が暴走することで、より多くの生き物が死滅に追い込まれ、地域の生態系が脅かされる。さらに恐ろしいのは、悪質マニアや自称プロの暗躍だ。知られざる“生き物事件”の現場に出向いて徹底取材。人気テレビ番組や報道の盲点にも切り込む。 本 科学・技術 動物学 新書 科学・医学・技術