うた合わせ 北村薫の百人一首

北村 薫 新潮社ウタアワセキタムラカオルノヒャクニンイッシュ キタムラ カオル 発行年月：2016年04月22日 予約締切日：2016年04月20日 ページ数：256p サイズ：単行本 ISBN：9784104066117 北村薫（キタムラカオル） 1949年埼玉県生まれ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。小説に『ニッポン硬貨の謎』（本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞）『鷺と雪』（直木三十五賞受賞）などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジー、創作や編集についての著書もある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 隣の赤ー塚本邦雄・石川美南／季節の色ー若山牧水・秋谷まゆみ／皀莢とすずらんー梅津ふみ子・篠弘／ついにつげえずー小川太郎・藤井常世／白い安息ー雨宮雅子・田谷鋭／窓のうち外ー穂村弘・松平盟子／夢の男と、女ー道浦母都子・吉川宏志／牛の声ー北原白秋・前川佐美雄／少女のねむりー藤原龍一郎・桑原正紀／近江　あふみー河野裕子・永田和宏／はつなつのー横山未来子・谺佳久／その人びとー神山裕一・児玉武彦／夏の記憶ー佐伯裕子・苑翠子／遠い母ー東直子・尾崎翠／その秋ー吉岡生夫・水原紫苑／仰ぐ空ー青井史・黒崎善四郎／雨ー安永蕗子・穂積生萩／詩人の家ー小池純代・萩原朔太郎／崩壊の調べー仙波龍英・香川ヒサ／かなしみがよぎるー永井陽子・村木道彦／朝のクロワッサンー杉崎恒夫・高瀬一誌／死と生と書店ー天草季紅・荻原裕幸／本と人ー金坂吉晃・宮柊二／生きていると疲れるー小原起久子・大松達知／思ひ出づる女人ー樋口覚・高野公彦／ことばー今野寿美・西村美佐子／童子ー小林幸子・富小路禎子／まぼろしー林和清・松平修文／ふと、よぎる思いー佐藤弓生・佐藤晶／父ー小池光・馬場あき子／かぐはしきかなー寺山修司・辺見じゅん／夢の中の死ー杜澤光一郎・高尾文子／初心ー俵万智・佐藤通雅／昭和ー武市房子・竹村公作／夕暮れに歩くー木下龍也・天野慶／剃刀研人ー斎藤茂吉・渡英子／その時ー河野愛子・大西民子／王子と母ー岡井隆・森岡貞香／猫と　かくこうー梶原さい子・宮沢賢治／祈りー斉藤斎藤・葛原妙子／絵の中の人ー中津昌子・浜田康敬／非在の言語ー大森益雄・石川啄木／ひとりー小中英之・石田比呂志／時代の空気ー大野誠夫・加藤治郎／男の出番ー小高賢・中地俊夫／天ー花山多佳子・栗木京子／父逝きてー池田はるみ・山崎方代／立ちあらはるるー大田美和・江田浩司／旅路ー山中智恵子・釈迢空／そして、眠れよー三井ゆき・佐佐木幸綱／結びにー藤野まり子・大井学／山口重治・平井弘・藤井常世／沢桃子／栗木京子・笹井宏之・橘夏生・大村陽子／古谷智子・大森益雄・堂園昌彦・植草武士／山中智恵子・藤井常世・与謝野晶子・吉井勇／岡井隆・中津昌子・花山多佳子・窪田空穂／米川千嘉子・光森裕樹／うた合わせ百首／歌人と語る「うた合わせ」ー北村薫・藤原龍一郎・穂村弘 短歌は美しく織られた謎…言葉の糸をほぐして隠された暗号を読み解き、確かな読みで、その魔力を味わうー独自の審美眼で結ばれた現代短歌50組100首、総数550首を収録。前代未聞のスリリングな短歌随想。 本 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧