ローマ人の物語(３０) 終わりの始まり　中 新潮文庫／塩野七生

ローマ人の物語　30 新潮文庫 塩野 七生 新潮社オワリノハジマリ2 シオノ ナナミ 発行年月：2007年09月 ページ数：224p サイズ：文庫 ISBN：9784101181806 第1部　皇帝マルクス・アウレリウス（承前）ー在位、紀元一六一年ー一八〇年（ローマ人と蛮族／時代の変化／「マルクス・アウレリウス円柱」／ドナウ河戦線　ほか）／第2部　皇帝コモドゥスー在位、紀元一八〇年ー一九二年（映画と歴史／戦役終結／「六十年の平和」／人間コモドゥス　ほか） 弟ルキウスの死後、単独の皇帝として広大や帝国を維持すべく奮闘するマルクス・アウレリウス。その後半生は蛮族との戦いに費やされ、ついにはドナウ河の戦線で命を落とすという運命を辿る。さらにマルクスは、他の賢帝たちの例に従わず、後継者に実子コモドゥスを指名していた。そしてこれが、コモドゥス即位後の混乱を生む土壌となるー「パクス・ロマーナ」はもはや過去のものとなってしまうのか。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 文庫 人文・思想・社会