11月のギムナジウム 電子書籍版 / 萩尾望都

初めて購入させていただきました。以前から本屋の店頭で探したり、スタッフさんに出版社へ確認していただいたりしましたが在庫はありませんとの事で諦めていましたが、思いがけなく購入できて喜んでいます。 綺麗な状態で送っていただきとても嬉しく思っています。ありがとうございました

数奇な運命に翻弄された二人の少年を描く「11月のギムナジウム｣　ある作家の元を訪れた少年の目的は・・・「秋の旅｣　少女と妖精が織りなすおとぎ話「塔のある家」　死神の死亡通知書が引き起こすドタバタコメディ「もうひとつの恋」　息子が語る死んだ母の恐ろしい真実「かわいそうなママ」　森で出会った孤独な少年の物語「白き森白き少年の笛｣　小さな村を舞台にしたクリスマスイブの奇跡「セーラ・ヒルの聖夜」 どの作品も1971年に発表された初期の作品です。いかにも初期らしい初々しさや可愛らしさがあり、あまり複雑でないシンプルな雰囲気が素敵です。しかし萩尾望都らしさというものは随所に見受けられ、この作品たちがこれ以降の名作にも繋がっていくのでしょう。