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講談社選書メチエ 本村 凌二 講談社チチュウカイセカイノレキシ8 ジンルイトブンメイノヘンヨウ コダイマッキトイウジダイ モトムラ リョウジ 発行年月:2025年12月11日 予約締切日:2025年12月10日 ページ数:288p サイズ:全集・双書 ISBN:9784065420256 本村凌二(モトムラリョウジ) 1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学・西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を経て、東京大学名誉教授。おもな著書に『薄闇のローマ世界ー嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬の世界史』(中公文庫、JRA賞馬事文化賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第一章 「危機の世紀」と歴史の宿命(軍人皇帝乱立の半世紀/内憂外患と暴落する威光/贅沢と軟弱の心性史/古代社会の法と自由)/第二章 大帝と背教者の皮肉(変革の統率者、ディオクレティアヌス/コンスタンティヌスとキリスト教/帝国の混迷と東西分割ーユリアヌスとテオドシウス/キリスト教会の成功と堕落)/第三章 蛮族に震える永遠の都(偉大な教父が見た「ローマ略奪」/アッティラの執念と帝国の東西/ゲルマン人への恐怖と讃嘆/聖者伝にみる民衆の憧れ)/第四章 新たな世界への没落(地中海の神々と大自然/ユスティニアヌスのローマ復興/属州再編と帝国の衰退/衰亡史の三つの論点ー経済・軍事・文明/古代末期への新しいまなざし)/終章 地中海文明と、その後の世界 半世紀の間に七〇人の皇帝が乱立した「三世紀の危機」を、四帝の分割統治で乗り切ったディオクレティアヌス帝。続くコンスタンティヌス一世はキリスト教を公認し、新都コンスタンティノポリスを築いて威信を示すが、異民族の侵入に悩むローマは三九五年、ついに東西に分裂した。世界帝国の滅亡は、「文明の衰退」を意味するのか。一神教に世界が覆われたとき、人間の心も変容していた。四〇〇〇年の文明が残した人類の桎梏とは。全八巻完結。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

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