裁判官はなぜ葬られたか　絶望の弾劾裁判 [ 岡口 基一

岡口 基一 講談社サイバンカンハナゼホウムラレタカ ゼツボウノダンガイサイバン オカグチ キイチ 発行年月：2025年10月10日 予約締切日：2025年10月09日 ページ数：336p サイズ：単行本 ISBN：9784065413715 岡口基一（オカグチキイチ） 元裁判官／伊藤塾専任講師。1966年、大分県豊後高田市生まれ。東京大学法学部卒業。91年に司法試験に合格。大阪高等裁判所判事、東京高等裁判所判事、仙台高等裁判所判事などを歴任。「SNSの投稿が殺人事件遺族の感情を傷つけた」という理由で、裁判官弾劾裁判所によって裁判官を罷免された（2024年4月）。現在は伊藤塾専任講師として活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　岡口弾劾裁判の前史（現場の裁判官が置かれた状況／「情弱」故に始めた「情報インフラ整備」　ほか）／第2章　岡口弾劾裁判の審理（弾劾裁判所の歴史／火事場泥棒のような訴追　ほか）／第3章　岡口罷免判決（司法裁判所からの遠隔攻撃／岡口罷免判決の全体像　ほか）／第4章　SNS投稿ごときで罷免にまでなる理不尽（「不正義」を生まないための「裁判の仕組み」／事務方のフォローの限界　ほか）／第5章　岡口劇場によってあぶりだされたもの（鬼丸イズムの完全終了／裁判官の市民的「不」自由　ほか） 陰謀、世論、怨念、裁判官ムラ。専門書執筆多数の超有名判事が、SNS投稿を理由に戦後8人目の罷免判決を受けた。裁判官が「法と良心」より大事にする「暗黙の規範」とは？前代未聞の弾劾裁判が明らかにしたもの。各社から出版拒否された問題の書、ついに発売。 本 人文・思想・社会 法律 法律