城の政治戦略 [ 大石　泰史 ]

大石　泰史 KADOKAWAシロノセイジセンリャク オオイシ　ヤスシ 発行年月：2020年12月18日 予約締切日：2020年11月17日 ページ数：240p サイズ：全集・双書 ISBN：9784047036765 大石泰史（オオイシヤスシ） 1965年、静岡県生まれ。歴史研究家。東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。千葉県文書館嘱託職員等を経て、大石プランニング主宰。静岡市文化財保護審議会委員。NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の時代考証、「麒麟がくる」の古文書考証を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　城の『報告書』とは何か／第2章　経済的拠点から始まった政治の館ー駿河府中今川館（室町期今川氏の疑問／今川氏入国以前の府中／今川館について）／第3章　今川・武田・北条同盟締結の「場」ー興国寺城（興国寺城とは／大規模改築と駿甲相三国同盟／興国寺城に入った人々）／第4章　水運拠点としての城ー高天神城（高天神城とは／高天神城の領主／地域との連携）／第5章　国衆の居城に始まる東三河の中心地ー吉田城（吉田城と今橋城／牧野氏と今川氏の被官層／吉田城下の武家／吉田城と牛久保城） 戦国時代の城は、戦闘だけでなく、政治や経済の中心としても活用されていた。今川氏の4つの城館「駿河府中今川館」「興国寺城」「高天神城」「吉田城」を取り上げ、当時の地理的条件、政治情勢、物流のルートなどから検証する。見えてきたのは、これまで明らかにされることのなかった、領国安定のための戦略だった。最新の考古学の成果も踏まえつつ、文献史学の立場から、城郭研究に挑み、大名による領国支配の新たな視点を拓く。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

著:大石泰史
出版社:KADOKAWA
発売日:2020年12月
シリーズ名等:角川選書 ６４６
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