そして私は一人になった （角川文庫） [ 山本　文緒

角川文庫 山本　文緒 KADOKAWABKSCPN_【ニコカド2016_3倍】 ソシテワタシハヒトリニナッタ ヤマモト　フミオ 発行年月：2008年02月23日 予約締切日：2008年02月22日 ページ数：256p サイズ：文庫 ISBN：9784041970140 山本文緒（ヤマモトフミオ） 1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、人間関係の繊細なずれから生じる喪失、慈しみをテーマに作家活動を続け、現在に至る。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞を、『プラナリア』で第124回直木賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 魚久の粕漬と労働意欲　一月／冬の起床時間と細かい仕事　二月／春のインドア生活、読書編　三月／テレフォン・ア・ゴーゴー　四月／痩せようとすると何故太るのか　五月／物も恋も捨ててしまう　六月／夏のインドア生活、TV編　七月／ダメ人間コンビニにゆく　八月／そば屋通いと発作的引っ越し　九月／フリーであるということ　十月〔ほか〕 ずっと一人になってみたかった。あんなに結婚したかったのに、離婚したら、自由になった。一人で生活するのは淋しい。その淋しさが嬉しいこともある。誰とも口をきかず一日中本を読んだり、ぼんやり日に当たったり、淋しさに耐えかねて友人に電話をしたり。32歳の著者が、経験する初めての一人暮らし。何もかもが自由なのに、ときどき不安になってすこーんと落ちてしまう、日々の揺れを細やかに綴った、日記エッセイ。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫（ノンフィクション）