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日本の司法制度が捻じ曲げられ、非常に冤罪の可能性が高いと前々から感じていた事件の歴史的検証がやっと本格的に始まった印象を受けました。事件の端緒がアメリカ初の贈賄がらみ。日本独自の外交を戦後初めて展開した田中角栄氏がアメリカから見て煙たい存在であることは明らか。特捜部が本来法廷手続きを一番に遵守しなければならない存在であるのに、率先して例外に注ぐ例外の捜査を強行し、憲法の番人たる最高裁判所も追随するという本当に不可思議な司法による政治介入。特捜部の幹部にはその後天下りして大手ゼネコンの顧問弁護士などになった方々もおられたはず。今こそ精緻な歴史的検証をして、この国の権力分立体制の欠如そして日米関係の総検証をし、新しい日本の在り方を議論すべし。
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3位
春名 幹男 KADOKAWAロッキードギゴク カクエイヲホウムリキョアクヲノガス ハルナ ミキオ 発行年月：2020年10月30日 予約締切日：2020年09月16日 ページ数：600p サイズ：単行本 ISBN：9784041054734 春名幹男（ハルナミキオ） 国際ジャーナリスト。1946年、京都市生まれ。大阪外国語大学（現・大阪大学）卒業。共同通信社入社。ニューヨーク特派員、ワシントン特派員と支局長、特別編集委員などを歴任。在米報道12年。1994年度ボーン・上田記念国際記者賞、2004年度日本記者クラブ賞受賞。07〜12年名古屋大学大学院教授・特任教授、10〜17年早稲田大学大学院客員教授。外務省「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」委員を務めた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部 追い詰められる角栄（発覚の真相／三木の怨念と執念／ロッキード事件はなぜ浮上した／キッシンジャーの「秘密兵器」／角栄の運命を決めた日／L資料の秘密）／第2部 なぜ田中を葬ったのか（日中国交正常化に困惑した米国／北方領土で米ソが密約／田中文書を渡した真意）／第3部 巨悪の正体（児玉の先に広がる闇／日米安保体制を揺るがす） 本 人文・思想・社会 法律 法律
4位
著:春名幹男
出版社:KADOKAWA
発売日:2020年10月
キーワード:ろつきーどぎごくかくえいおほうむりきよあくお ロツキードギゴクカクエイオホウムリキヨアクオ はるな みきお ハルナ ミキオ
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