新宿 「性なる街」の歴史地理 (朝日選書)

選書977 三橋順子 朝日新聞出版シンジュクセイナルマチノレキシチリ ミハシジュンコ 発行年月：2018年10月10日 予約締切日：2018年09月05日 ページ数：344p サイズ：全集・双書 ISBN：9784022630773 三橋順子（ミツハシジュンコ） 1955年生まれ。性社会・文化史研究者。明治大学・都留文科大学・関東学院大学非常勤講師。主な研究分野はトランスジェンダー（性別越境）、買売春（戦後）の歴史的分析（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　「新宿遊廓」はどこにあった？／第2章　「赤線」とは何か（1）ーその成立／第3章　「赤線」とは何か（2）ー実態と経済／第4章　「赤線」とは何か（3）ーその終焉／第5章　新宿の「青」と「赤」ー戦後における「性なる場」の再編／第6章　欲望は電車に乗ってー都電と「赤線」／第7章　「千鳥街」を探してー焼け跡・闇市系飲み屋街の記憶 新宿の歓楽街は、酒場、ソープランド、ゲイタウン、女装者のコミュニティ、レズビアンが集まる店などが混在する、他に類のない地域だ。今にぎやかな歌舞伎町界隈はもともと場末で、戦後まもなく都電の停留所が移転してきて栄えるようになった。闇市に起源をもつ飲み屋街がいくつもあり、非合法な買売春が行われた「青線」だった。新宿御苑に近い「二丁目」は、江戸の宿場町・戦前の遊廓・戦後の「赤線」といった男と女の色街の跡地だ。1958年（昭和33）の売春防止法で、買売春が黙認されてきた「赤線」は没落、そこに1960年代末からゲイバーが集まりだして、世界有数の「ゲイタウン」が形成されていく。古地図や写真の中に、街の片隅に、わずかに遺されたかつての「性なる場」の痕跡を掘り起こし、「盛り場・新宿」ができあがる過程を読み解く。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣

【重要】本商品は委託品となり、取次店から直接手配となります。当店のお買い物ガイド(販売条件・支払い方法・送料について)をよくご確認の上、ご注文下さいますようお願い致します。■ISBN:978-4-02-263077-3 ■タイトル:新品本/新宿「性なる街」の歴史地理　三橋順子/著 ■フリガナ:シンジユク　セイナル　マチ　ノ　レキシ　チリ　アサヒ　センシヨ　977 ■著者名:三橋順子/著 ■出版社:朝日新聞出版 ■出版年月:201810