定本 酒呑童子の誕生――もうひとつの日本文化 (岩波現代文庫)

もうひとつの日本文化 岩波現代文庫　学術424 高橋 昌明 岩波書店テイホンシュテンドウジノタンジョウ タカハシ マサアキ 発行年月：2020年09月17日 予約締切日：2020年08月10日 ページ数：334p サイズ：文庫 ISBN：9784006004248 〓橋昌明（タカハシマサユキ） 1945年高知市生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。滋賀大学教育学部教授、神戸大学大学院人文学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授。博士（文学、大阪大学、2002年）。日本中世史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　酒呑童子の原像ー京都と四角四堺祭／第2章　酒呑童子のふるさとー中国の小説・伝説に探る／第3章　竜宮城の酒呑童子／第4章　二つの大江山・三つの鬼退治ー酒呑童子説話と聖徳太子信仰／第5章　伊吹山の酒呑童子／第6章　酒呑童子説話の成立／付録1　『大江山絵詞』復元の試み／付録2　鬼と天狗 絵巻や御伽草子で名高い酒呑童子とはいったい何者なのかー緻密な考証に裏付けられた大胆な推論によって、童子の原像は都に疫病を流行らすケガレた疫鬼だったことを鮮やかに解き明かすとともに、日本人に内在する、天皇や国家などが形成する秩序を撹乱する存在への脅威や排除の心理に鋭く迫る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 人文・思想・社会 民俗 昔話・民話 文庫 人文・思想・社会

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著：高橋昌明
出版社：岩波書店
発行年月：2020年09月
シリーズ名等：岩波現代文庫　学術　４２４
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