壁を壊すケア: 「気にかけあう街」をつくる

「気にかけあう街」をつくる 井手 英策 岩波書店カベヲコワスケア イデ エイサク 発行年月：2021年10月07日 予約締切日：2021年09月10日 ページ数：284p サイズ：単行本 ISBN：9784000614924 井手英策（イデエイサク） 1972年福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学し、日本銀行金融研究所に勤務。東北学院大学、横浜国立大学を経て、慶応義塾大学経済学部教授。専攻は財政社会学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　「気にかける」から始まる物語ー言葉をほどき、現実をつむぎなおす（井手英策（本書編者））／第1章　RE：careープラットフォーム化する地域密着型介護へ（加藤忠相（株式会社あおいけあ代表取締役））／第2章　社会が若者を失うまえにー校内居場所カフェの実践から（石井正宏（NPO法人パノラマ理事長））／第3章　この社会の片隅にー弁護士の仕事から見えてきたこと（櫻井みぎわ（弁護士））／第4章　福祉行政における職員体制の機能とあり方ーソーシャルワークを実践するために（武井瑞枝（東京都多摩児童相談所児童福祉司））／第5章　重い障害のある人が生きる街ー贈り合い、受けとり合う（名里晴美（社会福祉法人訪問の家理事長））／第6章　子育てスタート期の「ちょっと助けて」に手が出せる人を増やすケアの実践（原美紀（認定NPO法人びーのびーの事務局長））／第7章　一周遅れのトップランナーー「さくらもと共生のまちづくり」の四〇年（三浦知人（社会福祉法人青丘社理事長））／第8章　お互いさまの支えあいで心豊かに暮らせる地域社会を作るー生活クラブ生協の実践（藤田ほのみ（生活クラブ生活協同組合・神奈川前理事長））／第9章　壁と共に去りぬーリアルとの同期に必要なこと（馬場拓也（社会福祉法人愛川舜寿会常務理事））／終章　壁を壊すケアーソーシャルワークを地域にひらく（井手英策） ケアは福祉の専売特許じゃない。気にかける。そばにいる。当たり前に「ケアしあえる街」を取り戻そうと、地域に根を張り、人と人とをつないだ「創造的壊し屋」たちがいた！常識に敢然と立ち向かった九人の実践家、奮闘の記録。 本 人文・思想・社会 教育・福祉 福祉

井手　英策　編
岩波書店
2021年10月