闇の美術史――カラヴァッジョの水脈

カラヴァッジョの水脈 宮下規久朗 岩波書店ヤミ ノ ビジュツシ ミヤシタ,キクロウ 発行年月：2016年05月 ページ数：213p サイズ：単行本 ISBN：9784000253567 宮下規久朗（ミヤシタキクロウ） 1963年名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科教授、美術史家。2005年『カラヴァッジョ　聖性とヴィジョン』でサントリー学芸賞、地中海学会ヘレンド賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　闇の芸術の誕生／第2章　光への覚醒ーカラヴァッジョの革新／第3章　ドラマからスピリチュアルへーカラヴァッジェスキとラ・トゥール／第4章　バロック彫刻の陰影／第5章　闇の溶解、光のやどりーレンブラントから近代美術へ／第6章　日本美術の光と闇 あらゆる美術は光の存在を前提としている。だが、革新性は闇によってもらたらされた。一七世紀イタリア、“光と闇の天才画家”カラヴァッジョの登場は、絵画に臨場感という衝撃的なドラマを生んだ。古代から近代の西洋美術、そして日本美術における光と闇の相克の歴史を、カラヴァッジョ研究の第一人者が読み明かす。縛る＋放つー闇の存在なしにドラマは生まれない。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他

発売日:2016年05月 / ジャンル:アート・エンタメ / フォーマット:本 / 出版社:岩波書店 / 発売国:日本 / ISBN:9784000253567 / アーティストキーワード:宮下規久朗 / タイトルキーワード:闇の美術史 カラヴァッジョ

内容詳細:あらゆる美術は光の存在を前提としている。だが、革新性は闇によってもらたらされた。一七世紀イタリア、“光と闇の天才画家”カラヴァッジョの登場は、絵画に臨場感という衝撃的なドラマを生んだ。古代から近代の西洋美術、そして日本美術における光と闇の相克の歴史を、カラヴァッジョ研究の第一人者が読み明かす。縛る＋放つ―闇の存在なしにドラマは生まれない。目次:第１章　闇の芸術の誕生/ 第２章　光への覚醒―カラヴァッジョの革新/ 第３章　ドラマからスピリチュアルへ・・・