合成生物学 (現代生物科学入門 第9巻)

合成生物学 浅島誠 黒岩常祥 岩波書店ゲンダイ セイブツ カガク ニュウモン アサシマ,マコト クロイワ,ツネヨシ 発行年月：2010年04月 ページ数：189p サイズ：全集・双書 ISBN：9784000069694 浅島誠（アサシママコト） 東京大学特任教授、（独）産業技術総合研究所フェロー兼幹細胞工学研究センター長。専門は、発生生物学、生物の形づくりと器官形成 柳川弘志（ヤナガワヒロシ） 慶應義塾大学理工学部生命情報学科教授。専門は、分子生物学、蛋白質の進化工学 土居信英（ドイノブヒデ） 慶應義塾大学理工学部生命情報学科准教授。専門は、分子生物学 板谷光泰（イタヤミツヒロ） 慶應義塾大学先端生命科学研究所教授。専門は、分子生物学、合成生物学、ゲノムデザイン学 菅原正（スガワラタダシ） 東京大学大学院総合文化研究科複雑系生命システム研究センター特任研究員。専門は、物理有機化学、有機生命化学 四方哲也（ヨモテツヤ） 大阪大学大学院情報科学研究科教授。専門は、実験進化学、生物複雑系科学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　生体高分子の進化工学（化学進化から分子進化へ／核酸の進化工学／タンパク質の進化工学）／2　ゲノム構造の再編成（ゲノム活用までの道のり／ゲノムの解析ー現存ゲノムの多様性の理解／ゲノムの改変ー再構築と淘汰（有用ゲノム獲得のための戦術、戦略）／ゲノムの活用ー我々の英知と生活のために）／3　生命らしさを分子システムで再構築する（「生命らしさ」に迫る構成的アプローチ／生体膜モデルとしてのベシクル／外部とコミュニケーションするベシクル／生命はどのようにして動くかー自発運動するベシクル、エマルジョン／生命は情報を複製する／生命は自らも複製するー自己生産するベシクル）／4　表現型ゆらぎと適応・進化・共生への構成的アプローチ（「生物らしさ」とは／蛋白質濃度ゆらぎ／ゆらぎと環境適応／ゆらぎの進化／相互作用と共生）／5　ナチュラルヒストリーに基づいた生命観ー生命倫理の現状と今後（生命の理解と倫理／古典的な合成生物学／最先端の合成生物学とナチュラルヒストリー／先端生命科学はどこまで行ってよいのか） 進化工学的アプローチ、ゲノム構造の再編成から「生命らしい」システムの構築、進化の戦略までさまざまな方法論とアイデアで「永遠の謎」に迫る。 本 科学・技術 生物学