ベートーヴェン:ワルトシュタイン・テンペスト・告別(限定盤)

テンペストは好きな曲なのでいろいろ聞きましたが、やはりこれが一番と思います。 特に最終楽章は、静かにかつ情熱的に進み、突如として静かに消え入るように終わりますが、 この曲の終わり方は、やはりケンプのこの録音が一番好きです。

子供のころケンプのレコードを買って以来ですレコードはありますがステレオが壊れてずっと聞けませんでしたショパンの曲はいつもピアノで弾いていますがベートーヴェンの曲は月光しか弾けませんワルトシュタインなど3曲はもう楽譜が用意してありますので是非模範演奏として聞いて弾けるようにしたいと思います解説にもありましたが以前のピアニストは聴衆を満足させる力をもっているというような言葉が実感されます比べると今のピアニストは本当に浮薄です上手なことは真上手で凄いなあと思いますがそれだけです現代の音楽教育が間違っているのかひきての心が悪いのかたぶんその両方かもしれませんルービンシュタインが引くピアノの音をその子供たちが聞いて彼の心を感じられて本当に幸せだったと聞いたことがありますつまり本当によいものは素晴らしい心の持ち主しか表せないということでしょうか今のピアニストたちには反省してもらいたいとおもいます