FiiO Q3 THX AAA仕様バランス出力対応ポータブルDAC アンプ

ようやく発送され使い始めたばかりなので耐久性は今後書きます。 DACチップメーカーの工場で10月下旬に火災がありその影響を心配していましたが、オーダーから半月で、入手できました。 これまで使って来たFiio Q1 mk2と切り替えての印象です。アンバランスのAKG N30ので評価です。画像は本商品(左)とQ1mk2(右)の比較です。 ■音質 低音がしっかり輪郭が見えます。左右の分離も一つ上の感じです。バランス出力は今ケーブル取り寄せ中なので試し次第書き込みます。 女性ボーカルが痩せすぎず太りすぎずで、お気に入り音源を聞き直し中、概ね改善されて聞こえます。 お聞き入りはバスブーストオフ、ハイゲインオフ、スローロールオフです。 ■バスブースト Q1に比べてわかりやすいところで効く印象、小さめの音量時のラウドネス的に使えると思います。 ■UI ゲイン切り替えとフィルター切り替えが同一スイッチで、フィルターについては表示無しです。フィルターは音で判断するか、アンプをリセットしてから操作の必要ありです。この点星一つ減じました。 ■総評 キャンペーン類を使って買うと実質でQ1 mk2程度か買えますが、その値段なら強くお勧めです。

エージングが未だなのを承知の上でコメント。 10万以上もする高級USB-DACに比べると解像度が 足りない気もするが、この価格でDSD512迄サポート している事を考慮すれば十分。PC接続でのプチノイズもほぼ気にならないレベル。 一つ残念なのは、チャージ無し機能。 バスパワーモードでは無く、単なる内蔵バッテリーモード。PCでのコンパクトな据え置き機器として使う事を考えていたが、バッテリーの充放電は避けられないので、基本的にはスマホとの組み合わせ専用と云った所。スーパーキャパシタを搭載するなどして完全に内蔵バッテリーと切り離し、パスパワーのみに出来たら満点だったが、この価格では難しいのかな。