peeps hakodate vol.87 バックナンバー　函館　ローカルマガジン　タウン情報誌

特集/函館とオタク文化。
おたく、オタク、ヲタク、そして、オタ。
1981（昭和56）年、ある雑誌に掲載されたエッセイで用いられた「お宅」という相手の呼び方が、メディアに乗ったオタクの語法の中では最も古く、これが発祥とされているようです。
時代の移り変わりとともに、その呼び名の表記が変わり、言葉の意味が変わり、世の中での立ち位置が変わり、当事者を見る世間の目もずいぶんと変わりました。
ある時代には冷遇され、ときに変人扱いされたり、距離を置かれたり。
また時代が変わると、今度は羨望の眼差しを向けられ、知らず知らずに人が集まってきたり。
その時々で、オタクは世間に振り回されてきました。
しかし当の本人たちはどうでしょうか。
昔と今を比べても、おそらくそのスタンスも、行動原理も、考え方も、さほど変わっていないのではないでしょうか。・・・